タンパク質は犬の成長や健康維持に欠かせない栄養素です。高タンパク質ドッグフードや高タンパク質食材は、愛犬の食の好みやライフスタイルなどに応じて取り入れることができます。
高タンパク質ドッグフード商品一覧
高タンパク質ドッグフードの商品一覧です。
馬肉自然づくり
単品価格 | 1袋 3,480 円(税込) |
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定期価格 | 1袋 2,970 円(税込) |
内容量 | 1kg |
原材料 | 馬肉、鶏肉、玄米、大麦、黒米、きなこ、かつお粉、米ぬか、馬油、おから、ハト麦、たまご、わかめ、小松菜、昆布、ビール酵母、卵殻カルシウム |
対象年齢 | 成犬~高齢犬 |
栄養成分 | 粗タンパク質 27.0%以上 粗脂肪 11.1%以上 粗繊維 5.2%以下 粗灰分 2.2%以下 水分 7.0%以下 代謝エネルギー(ME) 399kcl/100g |
馬肉ヘルシーふりかけ
単品価格 | 1袋 1,380 円(税込) |
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定期価格 | 10袋 11,520 円(税込) |
内容量 | 1袋 50g |
原材料 | 馬肉 |
対象年齢 | 生後4〜6カ月ごろから給餌いただけます。永久歯が生え終わる時期が目安です。 |
栄養成分 | 粗タンパク質 60%以上 粗脂肪 5%以上 粗繊維 1.0%以下 粗灰分 3.0%以下 水分 20%以下 |
馬肉贅沢カップミンチ
単品価格 | 4トレー:2,999 円(税込) |
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定期価格 | 4トレー:3,980 円(税込) 9トレー 5,980 円(税込) |
内容量 | 1トレーあたり 200g |
原材料 | 馬肉 |
対象年齢 | 離乳期を過ぎ、固形の食べ物を食べられる時期以上が目安です。 |
栄養成分 |
粗タンパク質20.1%以上 粗灰分1%以下 粗脂肪2.5%以上 水分76.1%以下 粗繊維0.3%以下 代謝エネルギー(ME) 102kcl/100g |
馬肉ワンダフルシリーズ
単品価格 | 1袋 550 円(税込) |
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内容量 | 1袋 80g |
原材料 | 馬肉 |
対象年齢 | 生後3週間ごろから給餌いただけます。離乳食が食べられる時期が目安です。 |
馬肉ひとくちクッキー
単品価格 | 1袋 3,180 円(税込) |
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内容量 | 1袋 90g |
原材料 | 馬肉(ハツ) |
対象年齢 | 永久歯が生え揃った生後6カ月以上から給餌いただけます。 |
栄養成分 | 粗タンパク質74%以上 粗灰分3.5%以下 粗脂肪2.5%以下 水分12%以下 粗繊維1%以下 代謝エネルギー(ME) 325kcl/100g |
馬肉芳醇づくり
単品価格 | 1袋 490 円(税込) |
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定期価格 | 1袋 3,960 円(税込) |
内容量 | 1袋 80g |
原材料 | 馬肉・鶏肉・玄米・大麦・黒豆・きなこ・かつお粉・米ぬか・馬油・おから・はと麦・たまご・わかめ・小松菜・昆布・ビール酵母・卵殻カルシウム |
対象年齢 | 生後8~10か月ごろから給餌いただけます。 |
栄養成分 | 粗タンパク質 20.9%以上 粗脂肪 11.1%以上 粗繊維 4.0%以下 粗灰分 1.7%以下 水分 28.0%以下 代謝エネルギー(ME) 308kcl/100g |
高タンパク質ドッグフードとは
高タンパク質ドッグフードとは、目安として、タンパク質量が35%以上の割合で含まれている商品を指します。
犬に適している高タンパク質の食材
食材 | 100g中のタンパク質の量 |
鶏肉 | 27g(若鶏のささみを茹でたもの) |
豚肉 | 23g(ヒレ・赤肉) |
鹿肉 | 22g(赤肉) |
羊肉 | 22g(ラム・ロース) |
馬肉 | 20g(赤肉) |
魚 | メバチマグロ 23g/真鯛 20.6g/真ガレイ20g/鮭 22g |
・鶏肉
鶏肉は高タンパク質であり、カロリーも低い食材です。もも肉や胸肉、ささみなど、鶏肉の部位によりカロリーや栄養素が異なります。カロリーを控えたい場合は、胸肉やささみなどの部位の利用が適しています。
・豚肉
タンパク質のほか、ビタミンB群も多く含まれており、疲労回復効果も期待できる食材です。豚肉は部位により脂質が多いため、肩肉やヒレ肉など、脂身が少ない部位をなるべく使いましょう。
・鹿肉
鹿肉は、タンパク質が多く脂質が少ない食材です。脂肪燃焼に役立つカルニチンが含まれているため、体重管理中の犬にも適した食材です。
・羊肉
羊肉はタンパク質が多く、カロリーが低い食材です。羊肉にもカルニチンが含まれているため、犬の脂肪燃焼を助ける働きが期待できます。また、羊肉にはタンパク質や炭水化物、脂質の代謝を助けるナイアシンも含まれています。
・馬肉
馬肉は高タンパクの他、骨の健康維持に欠かせないカルシウムやエネルギーを蓄え、疲労回復に役立つグリコーゲンなども豊富に含まれています。
・魚
赤み魚であるマグロや、白身魚であるタイやひらめ、カレイなども高タンパク質食材です。魚にはカルシウムのほか、DHA、EPAといった必須脂肪酸も含まれているため、犬の健康維持に役立ちます。
なお、マグロやカジキには水銀が多く含まれているため、大量に与えないように注意してください。
タンパク質が犬の健康に与える影響
タンパク質は三大栄養素の1つであり、犬の皮膚や筋肉、爪、被毛などのほか、血液や骨の健康を保つために必要な栄養素です。犬の体は、水分を除く約60%がタンパク質でできています。
日々の食事で犬が補うタンパク質が不足すると、貧血や食欲不振、成長不良、被毛の質の悪化といった症状が見られることがあります。犬が必要とするタンパク質量の基準を下回らないように、毎日必要な量のタンパク質を食事から補うことが大切です。
犬の年齢とタンパク質の関係
ペットフードの栄養基準などを決めている米国の団体「AAFCO(全米飼料検査官協会)」 では、犬に必要なタンパク質の量は、成犬の場合で18%以上、子犬は22%以上含まれるべきとしています。子犬に必要なタンパク質の量が成犬よりも多いのは、体の組織を作るために子犬が多くのタンパク質を必要とするためです。
成長段階である子犬の場合は、目安としてタンパク質の量が22.5%以上である食事を選ぶと良いでしょう。成犬の場合、望ましいタンパク質量は18%であり、年齢による配慮の必要はありません。
高齢犬は、犬の健康状況により摂取すべきタンパク質量が異なります。あごや舌の力が衰えて食欲が落ちている場合は、タンパク質の量が22.5%以上ある食事が適しています。少量でたくさんの栄養素を摂取する必要があるためです。そのため、タンパク質以外の栄養素もバランスよく含まれた食事を与えるようにしましょう。
健康状態に問題がない場合は、タンパク質量が25%以下の食事が適しています。高齢になると運動量も減り代謝も落ちやすいため、成犬よりも肥満になりやすくなります。タンパク質や脂質などの量が多すぎないフードを選ぶことが大切です。
腎臓病や肝臓病の犬とタンパク質の関係
犬がタンパク質を過剰に摂取すると、腎臓や肝臓を患っている犬に悪影響を与えることがあります。犬がタンパク質を体内で代謝するときに肝臓や腎臓の機能が使われるため、摂取するタンパク質量が多いと腎臓や肝臓に負担をかけやすくなるため注意が必要です。
ただし、犬が腎臓や肝臓を患っている場合でも、健康維持のために必要な最低限のタンパク質は補う必要があります。市販のフードの場合、粗タンパク質が14%〜20% 含まれる商品が推奨されています。
高タンパク質ドッグフードの選び方
高タンパク質ドッグフードには、犬が消化しづらい穀物を使用しない代わりに、消化しやすいヒヨコマメを使った商品があります。ヒヨコマメにはタンパク質だけでなく、ミネラルや食物繊維も豊富です。
さらに、チキンやサーモン、鹿肉、ラム肉、カンガルーなど、さまざまな原材料が使用されていることがあります。原材料の50%以上がタンパク質を含む食材となっている商品もあるので、犬の好みや健康状態に合わせて原材料や比率を確認して、選ぶようにしましょう。
高タンパク質ドッグフードの与え方
高タンパク質ドッグフードを与えるタイミングは、さまざまです。
ご褒美を与えたい場合や食いつきの悪い時に、肉や魚などの比率が高いウェットフードは、高タンパク質で風味を強く感じられる傾向にあるため、愛犬も喜んで食べてくれることでしょう。
また、運動量が多い愛犬の健康的な筋肉を育てたいときにも適しています。筋肉をつけてドッグスポーツに励む犬や、体をよく使う作業犬などには、高タンパク質・高脂質の食事を与えることが推奨されています。
愛犬の皮膚や毛並みの健康状態の悪く、原因がタンパク質不足であると考えられる場合にも高タンパク質ドッグフードで栄養素不足を補うことができます。
ただし、いずれの場合でもタンパク質以外の栄養素も十分に取れているかに注意して与えるようにしてください。
高タンパク質ドッグフードの注意点
肥満傾向の犬は筋肉を育てて代謝を上げるために、脂質量やカロリーを抑えながら、適切な量のタンパク質を摂取する必要があります。
目安として、タンパク質が22.5%以上、脂質は12%以下、カロリーは340kcal以下の商品が適しています。なお、高タンパク質ドッグフードは脂肪分が多くなる傾向があります。脂質やカロリーの数値を確認のうえ、商品を選択してください。
一方、痩せ気味の犬は、効率的に栄養素を摂取する必要があります。食が細い犬でも少量の食事で栄養素を摂取できるように、高タンパク質、高脂質、高カロリーの商品を選択しましょう。目安は、タンパク質が25%以上、脂質が14%以上、カロリーが380kcal以上の商品です。
また、比較的カロリーが高い豚肉や鶏のもも肉などを使用した商品や、消化吸収しやすい魚を原材料にした商品を選ぶと、必要な栄養素を摂取しやすくなります。