
犬の特殊な病気として知られているのが、「涙やけ」。涙が原因で雑菌が悪さをしてしまい、炎症などを起こす症状です。ワンちゃんの目の周りが変色しているのを見ると、とてもかわいそうですよね。何とかしてあげたいところです。
病院での治療で治すのが一般的ですが、ドッグフードで改善できるのを知っていましたか?涙やけの症状を改善したいなら、一度、ドッグフードを見直してみるといいのかもしれません。
涙やけは目のまわりに涙がたまる症状
涙やけとはいったいどんな病気なのでしょうか。ワンちゃんにとっては起こりやすい病気ですが、人間にはあまりなじみがありませんね。
簡単にいうと、目のまわりに涙がたまることで、雑菌が繁殖しやすくなってしまい、焼けたように腫れてしまう状態です。
なぜ涙が溜まるかといえば、涙がふだん通っている「鼻涙管」と呼ばれる器官が、何らかの原因で詰まってしまうから。
こうなると、涙がうまく流れなくなってしまい、結果目にあふれて溜まってしまうんです。人間のようにこまめに取り除いたりすることはありませんから、溜まっている期間も長く、雑菌が繁殖しやすいというわけですね。
涙やけの原因は食生活
涙やけの原因はいくつかあります。生まれつき鼻涙管が細い、逆まつげなど、体質によるものももちろんあるのですが、大抵は普段の生活が関係しています。
一番大きな理由は、食生活でしょう。たとえば犬は人間同様、カラダの多くを水分が占めています。水分が足りていないとカラダのめぐりが悪くなり、結果涙として老廃物を出さざるを得なくなります。
そして、今回注目したいのが、ワンちゃんがふだん食べているドッグフードに原因があるかもしれないということです。

今食べさせているドッグフードは、ワンちゃんの体質や年齢、サイズに合ったものでしょうか?
たとえば体質とドッグフードの成分が合わなかったり、ドッグフードの添加物でアレルギーが出てしまっていたりする可能性があります。
ドッグフードは涙やけやアレルギーに対して、大変に配慮されているものももちろんあるのですが、なかには添加物が非常に多かったり、入っている食材の質が著しく低かったりするものもあります。
つまり、今食べているドッグフードこそが、涙やけの大きな要因になっている可能性があるのです。
ドッグフードを変えて涙やけを改善
上で説明した通り、今与えているドッグフードが、あなたの愛犬の涙やけの原因になっている可能性は大いにあります。成分表を見て、添加物やアレルギーになりうる成分が入っていないかを確かめてみてください。

もし入っていれば、ドッグフードを変えることで、涙やけを改善できる可能性があります。
良質な栄養が入っている、原材料がアレルギーになりにくい、無添加などのドッグフードに変えるのがよいでしょう。ほかにも、鼻涙管が詰まりやすいワンちゃんには、消化しやすいものや抗菌抗炎症作用があるものを与えると、詰まりにくくなることもあります。
それぞれの体質に合わせたドッグフードを選ぶということが非常に大切なのです。
まとめ
「涙やけ」はどんな犬もかかりやすい病気。もしなってしまったら、炎症部を外側からケアするのも大切ですが、一番はその症状を体の内側から治してあげるということです。
症状の根本を解決できれば、涙やけも起こりにくくなり、健康的な生活を送れるようになります。
食生活が主な原因になっている可能性があるので、涙やけになりやすく心配なのであれば、一度ドッグフードを見直してみるのがおすすめです。
どのドッグフードにすればいいか悩んだら、一度「馬肉自然づくり」を試してみてください。
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