犬が散歩で消費するカロリーとは

- 体重3kg…6kcal
- 体重6kg…10kcal
- 体重10kg…14lcal
- 体重15kg…19kcal
- 体重20kg…23kcal
- 体重25kg…26kcal
- 体重30kg…30kcal
1日の必要カロリーを知って食事量を調整

- 離乳~4ヵ月…3
- 4ヵ月~1歳未満…2
- 去勢、避妊手術をしていない成犬…1.8
- 去勢、避妊手術をした成犬…1.6
- 肥満気味…1.4
- シニア犬…1.4
- 妊娠前期…1.8
- 妊娠後期…3
犬にダイエットをさせるときは、やはり適度な運動をさせることが大切です。カロリーの調整に加えて運動をしっかりさせてあげましょう。
では、犬にダイエットさせるための運動方法は、どのようなものがいいのでしょうか。
犬と一口に言っても犬種はさまざま。大きさや年齢、筋力などにも違いがあります。
大きいけれど体力を使わない犬もいますし、小柄でも爆発的な体力を使う犬もいて、特徴は大きく違います。そのため、それぞれに合った運動量を考えることが必要です。
愛犬の犬種の特徴に合わせて、運動量を変えてあげるのも飼い主の役目でしょう。
それを踏まえた上で、ダイエットプランを決めていきます。もしたくさんの運動量が必要な犬にあまり運動をさせていなかったとしたら、毎日の散歩時間を少し増やしてあげるようにしましょう。
ただし、一度の散歩時間を急激に増やしてしまうと、体がなまっている犬にとっては大きな負担になり、ストレスや体調不良の原因になってしまう可能性があります。
無理に長い時間をかけて散歩させるよりは、毎日何回かに分けてこまめに運動させる方がダイエットには効果的です。
また飼い主の都合で、夏場の暑さや冬場の寒さに負けて散歩に行かないというのはNGです。
このようなときは、冬は日が昇って温かい時間帯を選んだり、夏は逆に日が沈んで涼しくなってきた時間帯に出かけたりといったように工夫をすれば、犬にも飼い主にも負担がかからずに済みます。
ダイエットのための散歩計画は、長く続けることを前提にした無理のない立て方で、犬も飼い主も楽しく行うのがポイントです。
犬にしっかり運動をさせるためには、何より犬が楽しんでできることが大切です。散歩をはじめとして、さまざまなエクササイズをさせるときは、楽しく無理なく続けられるものを選んであげましょう。
例えば、以下のような運動方法がオススメです。
犬も人間と同じく、水の中で行う運動がダイエットに効果を発揮します。
海や川などで泳がせてもいいですし、ハイドロセラピーと呼ばれるプールや水槽で行うエクササイズもダイエットに適しています。
水の浮力によって体をくまなく動かせますし、足腰に負担をかけてしまう心配もありません。
ただし、水中での事故を防ぐために海や川では命綱などをつけさせること、ハイドロセラピーはインストラクターの指導のもとに行うことなどを心がけてください。
歩以外にも、室内で犬と一緒に遊ぶのも運動になります。例えば、ボールを投げて犬がとってくる遊びは、犬と飼い主が一緒に遊べる定番です。
この運動量だけでも犬にはダイエットになりますし、さらにはしつけにも役立ってくれます。
犬の足腰に負担がかからないように、室内ならカーペットなどの上、屋外なら草むらなどで行いましょう。
アジリティとは、犬と飼い主がペアで行う障害物競走のことです。
本来であれば、飼い主の指示のもとに犬がさまざまな形の障害をクリアする競技ですが、ダイエット目的の運動としても役立てることができます。
例えば、飼い主が座って伸ばした足を犬がジャンプで越えていけるようにしたり、公園の低い柵などを越えさせたりするといいでしょう。
以上に挙げた運動方法は、犬に好奇心を持たせて楽しくできるものばかりです。そのときそのときで状況が変わる刺激的な遊びやエクササイズを取り入れれば、犬も喜んで運動してくれます。
犬には、年齢や体重などによって適した運動量があるので、多すぎ・少なすぎにならないように注意しましょう。
ただし、急に激しい運動をさせても犬に負担がかかりますから、犬も飼い主も楽しくできる運動でちょっとずつダイエットしていくのがオススメです。
もし愛犬が肥満になってしまったら、日ごろの食事をきちんとコントロールする必要があるでしょう。
そのままいつもの食事を与え続けていると、肥満がさらに進行してしまう可能性があります。愛犬が長く健康でいるために、ドッグフードを見直してみましょう。
犬は、生活環境や食事などの影響で肥満になってしまいます。その主な原因は以下のとおりです。
運動不足の状態では、食事やおやつで摂取したカロリーをうまく消費することができません。そして肥満になるとさらに運動をしたがらなくなってしまいます。
普段の食事に加えて、おやつを食べすぎると摂取カロリーが多くなり、適度な運動をさせていても消費しきれなくなります。
犬も人間と同じように、年をとると基礎代謝が落ち、エネルギーが消費されにくくなります。そのため、若いときと同じ食事量でも肥満のリスクが高まってしまいます。
去勢や避妊の手術を受けると、ホルモンの分泌に変化が起こります。その結果、食欲が増えたり基礎代謝が落ちたりすることがあります。
内分泌系の病気を患っている場合、代謝がうまく行われなくなる影響で太ることがあります。
もし愛犬が肥満になってしまったら、いつもの食事やおやつをコントロールするのが飼い主の役目です。では、肥満の犬に与える食事やおやつのポイントを挙げていきましょう。
通常、ドッグフードのパッケージには、犬の体重や種類によって与える量が記載されています。しかし、もしかしたらその量が自分の愛犬には多いのかもしれません。
食事を与えるときに、獣医と相談の上少しずつ量を減らしてみましょう。また、1日の摂取カロリーを減らした上で、食事の回数を増やすのも効果的です。
ドッグフードの中には、低カロリーや低脂肪のものも多くあります。牛肉や豚肉などを原料としたドッグフードから、馬肉などを原料にしたものに切り替えるのもオススメです。
ただし、突然すべて変えてしまうと犬が体調を崩すこともありますから、これまで食べていたものと混ぜながら少しずつ変えていくようにします。
いつものドッグフードの量を減らして、そこにゆでた野菜やゆで汁を加えてあげると、カロリーは減りますが食べる量が増えるので、犬も満腹感を得やすくなります。
食事のほかに、おやつを与えすぎてもやはり肥満のリスクが高まります。そのため、おやつの量を減らすのも有効です。
ただし、全く与えなくなると犬にストレスがかかってしまうため、徐々に量を減らすのがポイントです。また、食事と同様に量を減らしながら与える回数を多くするのもいいでしょう。
では、肥満の犬に適したドッグフードはどのように選べばいいのでしょうか。
すでに太ってしまった犬もそうですが、去勢や避妊手術をした犬はホルモンバランスの影響により太りやすくなっていますから、いずれの場合もダイエットに適したものを選んでください。
具体的には、穀物などの炭水化物を過剰に含まないものがいいでしょう。ドッグフードの中には、量を増やすために穀物を原料に使用しているものがあります。
もちろん、栄養価の観点からバランスが保たれていればいいですが、これが過剰に含まれていると炭水化物=糖質の摂りすぎとなってしまい、太りやすくなってしまいます。
そのため、ドッグフードの主原料は低カロリーで高タンパクの肉を使用したものを選ぶようにします。
特に、肉の中でもタンパク質が豊富でアレルギ―の心配が少ない、馬肉を使ったドッグフードがオススメです。
さらに馬肉なら、ビタミンやミネラルなどの栄養素もたくさん含まれていますから、栄養バランスの面でも万全です。
犬は自分で体調管理ができません。愛犬の状態に合わせて食事やおやつを工夫し、適度な運動も交えて健康を守ってあげましょう。
愛犬の生活習慣は、飼い主がしっかり管理してあげてくださいね。
昔に比べて犬も長生きするようになりましたが、同時に病気にかかる可能性も上がっています。
犬がなりやすい病気は年齢や犬種によっても変わってきますが、こちらでは代表的な病気についてご紹介しましょう。併せて病気の症状についても解説していきます。
犬も人間がかかるような病気になります。特に犬種を問わずかかりやすいと言われているのが、「がん」「心臓病」「腎臓病」の三大疾病です。
いずれも危険度が高く、場合によっては命に関わることも。それぞれ詳しく見ていきましょう。
細胞の異常増殖によってできる悪性腫瘍です。脳、肺や腎臓などの内臓、リンパなど様々な部位に発生します。
老化や遺伝、生活習慣やストレスなど原因は多種多様。手で触ってわかるほどのしこりや、食欲不振、体重減少、ぐったりするなどの症状が見られたら要注意です。
全ての犬種に可能性がありますが、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバー、パグなどは特にかかりやすいと言われています。
「僧帽弁閉鎖不全症」「心室中隔欠損症」「心筋症」など、心臓疾患の総称です。特に僧帽弁閉鎖不全症は有名で、チワワやポメラニアン、トイプードルなど小型犬がかかりやすいとされています。
主な原因は老化なので、6~7歳を超えたら心臓病に注意しましょう。その他、高カロリーの食事なども原因となります。
咳、呼吸が荒くなる、食欲低下などの症状が多く見られるため、日頃から犬の様子に注意しましょう。
腎臓は体内の老廃物をろ過し、尿を作りだす器官です。この腎臓が老化や先天的な異常、ウイルスの影響など、何らかの原因でうまく機能しなくなる病気の総称が腎臓病。
腎不全や腎炎、腎臓結石など様々な種類がありますが、腎臓は一度機能が低下するとなかなか回復しません。
症状が乏しくなかなか見つかりにくいとされている病気ですが、尿の異常、口臭、食欲低下などいつもと違う様子が見られたら獣医師に相談しましょう。
犬の病気と一口に言っても、子犬と老犬ではかかりやすい病気が異なります。年齢によって注意するポイントを変えましょう。
実は生まれたばかりの子犬はまだ母犬からもらった免疫が残っているので、感染症にはある程度の抵抗力があります。
しかし生後1~2ヶ月頃を過ぎるとその免疫が切れてしまうので、1歳くらいまでは感染症に注意しなくてはなりません。
犬ジステンパーやパルボウイルス、フィラリアなどあらゆる感染症のワクチンを接種しましょう。
若くて体力も免疫もある年齢の犬は、どちらかと言うと病気や感染症よりもケガや事故に注意が必要です。
好奇心が強く行動力もあるため、散歩中に急に飛び出したり、電気のコードを噛んで感電したり、他の犬とケンカをしたり、異物を飲み込んだりするかもしれません。
日頃からしてはいけないことをしっかりと教えておきましょう。
年をとってくると、がんや心臓病の他、認知症や変形性関節症、歯周病などの病気にかかりやすくなります。
老化による病気はある程度仕方のない面もありますが、普段から栄養バランスの良い食事や適度な運動を心がけてあげましょう。
そして定期的な健康診断で、病気の早期発見・早期治療を目指してください。
36-3
犬はとても<<我慢強く、病気を隠そうとする>>動物です。だからこそ飼い主は愛犬の様子に注意し、進行する前に病気を見つけてあげなくてはなりません。
日頃からしっかりと体調管理を行い、いつもと違うところがないかチェックしていきましょう。チェックする項目は以下の通りです。
上記のチェック項目を中心に、いつもと違う行動を取る時には注意深く様子を見ましょう。
特に触られることを嫌がる時は要注意。病気になったり痛みがあったりすると、急に接触や散歩を嫌がるようになることがあります。
少しでも様子が違ったら、受診も検討してみましょう。病気は早期発見が何よりも大切です。
犬は自分で「具合が悪い」と言うことはできません。ワンちゃんの病気にいち早く気づいてあげられるのは飼い主です。
防ぐことが難しい病気もありますが、早期発見することで進行を食い止められる可能性も高くなります。
日頃から生活習慣に気を付けたり検診を受けたりして、愛犬の健康を守っていきましょう。
あなたの愛犬は肥満状態になっていませんか?もし肥満になったときには、早めにダイエットをさせることが健康や長生きにつながります。
では、犬の肥満のボーダーラインとはどのあたりでしょうか。簡単なチェック方法で、愛犬の状態を把握しておきましょう。
犬が肥満になってしまう原因は、飼い主が食事などをきちんと管理できていないことにあります。
「見た目的にコロコロしていた方が可愛いから」と、たくさん食べさせてしまうケースもあるようです。
でも、見た目の可愛さだけで太らせてしまうのは飼い主のエゴで、その行為が愛犬の深刻な病につながる可能性があることを覚えておきましょう。
実際に犬も肥満になると、人間と同じように生活習慣病にかかるリスクが高くなります。 病気によって寿命が縮む可能性があるのは言うまでもありませんね。
犬の生活習慣病には、以下のようなものが挙げられます。
血液中のコレステロールの増加が動脈硬化を起こし、それによって血液の巡りが悪くなることで起こります。
糖尿病の原因は遺伝的なものも考えられますが、主な原因は肥満などによってインスリンの分泌がうまく行われなくなることです。
ガンの原因にはさまざまなものが挙げられますが、運動不足や栄養バランスの悪い食事などによって引き起こされるといわれています。
また、犬も人間と同じように、皮下脂肪の他に内臓脂肪がつく隠れ肥満になる可能性があります。
全体的に太っている印象ではないため見逃しがちですが、お腹がポッコリ出ているなどの状態であれば注意が必要でしょう。
犬の肥満度をチェックする指標として、BCS(ボディ・コンディション・スコア)と呼ばれるものがよく使われます。
これは、犬の見た目、触ったときの骨格の感触を、5段階で評価するというものです。それぞれの目安は以下のとおりです。
見た目で骨格がくっきり浮き上がっている状態で、腰がくびれすぎています。前から後ろにかけてのお腹のラインが著しく引き上がっているのも特徴です。
肋骨や背骨を触るとその感触がすぐにわかり、腰のくびれもはっきりしています。前から後ろにかけて、お腹のラインがくっきり引き上がっています。
適度に脂肪がついていて、骨格は触ると何となくわかる程度です。腰のくびれや、前から後ろにかけてのお腹のラインもゆるやかです。
触ったときに少し力を入れてやっと骨格がわかる状態で、腰のくびれや前から後ろにかけてのお腹のラインの引き上がりも、辛うじてあるという程度です。
脂肪が多くついていて、触っても骨格を確認することができません。腰のくびれはなくなって、前から後ろにかけてのお腹のラインの引き上がりもありません。
つまり、犬が肥満かどうかのボーダーラインは、BCS4からということになるでしょう。その他、日ごろのチェックポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。
犬は1歳のときに成犬となるため、このときの体重が1つの基準となります。
肥満によって動くのが億劫になっていたり、関節に負担がかかっていたりする可能性があります。
これは、上記のBSCのチェックポイントに当てはまります。
肥満により、自分の体重の重さで体に負担をかけていると考えられます。
「ちょっと太っているくらいの方がカワイイ」確かにそうかもしれません。でも、肥満によって病気のリスクが高まることを忘れてはいけません。
今回紹介した肥満チェックをこまめに行い、犬が太り始めていたら積極的に運動や食事のコントロールを行いましょう。
犬にも人間のように健康手帳があることをご存知ですか?犬の健康診断に行く際に所持したり、常に成長と健康状態を記録したりすることには、とても大きなメリットがあります。
今回は、犬の健康手帳でどんなことが管理できるのかご紹介しましょう。
犬の健康手帳は、人間の健康手帳や母子手帳のように健康状態に関する様々な記録をつけることができます。どんな記録がつけられるのか見ていきましょう。
誕生日や出生時間などの基本情報をはじめ、毎日の体重や体温を記録して子犬が健やかに育っているか確認することができます。
体重の増減を見て太りすぎていないか急激に痩せていないかをチェックしたり、食事内容を記録してアレルギーがないかどうか確かめたりすることができます。
多くの犬は一年に一回、混合ワクチンや狂犬病ワクチンを接種しているはずです。特に子犬の場合はワクチン接種の回数が多く、把握しきれなくなることも。
手帳に記しておくことで、次のワクチン接種がいつか・きちんと受けたかどうかわかりやすくなります。
犬の命を奪う代表的な病気がフィラリアです。フィラリアを予防するために、春から秋にかけてひと月に一回薬を与えるのが一般的です。
投薬や予防接種、塗り薬など種類は様々で、場合によっては検査が必要なことも。手帳に記しておくことで、スケジュールや内容を管理しやすくなります。
大抵の健康手帳には、犬がかかる主な病気の症状や対処法が記載されています。
どうも愛犬の調子が悪い気がする…そんな時は、まず手帳を見てみると解決策が見つかるかもしれません。困ったことがあったら手帳を見る癖をつけておくと良いでしょう。
また自由に記入できるメモ欄を利用して、飼い主として気になることやちょっとした情報を記しておくこともオススメです。
持病の有無や、アレルギーの有無、愛犬がよくする仕草の意味、好きな食べ物などを記入しておきましょう。
引越しなどで別の獣医師にかかる時や、ペットホテルに預ける時、緊急時などにも役立つはずです。
更に、思い出を記すために健康手帳を使っている飼い主さんもいます。健康状態だけではなく、家族と過ごしている時の様子や写真も残しておくと、後から「こんなこともあったね」と懐かしく見返すことができます。
犬の健康手帳は、ペット用品のメーカーや動物病院など様々な業者が販売・配布しています。
販売元によって記載項目やデザインに少しずつ違いがあるので、好みのものを選ぶと良いでしょう。基本的にはシンプルなデザインのものが多いようです。
また、近年はペットの健康管理を行うスマホアプリも登場しています。
手帳と同様に日々の体重や予防接種・投薬のスケジュールなどを管理できる他、予防接種証明書の写真の保存やネットワークを通じて獣医師のアドバイスを検索する機能、飼い主仲間のワンちゃん用ごはんのレシピの閲覧など、アプリならではの機能も使うことができます。
手帳を持ち歩かなくて済むので、手軽に利用できる点もメリットのひとつです。
犬の健康管理のツールは手帳・アプリともに種類が豊富なので、自分の好みや使い勝手に合わせてぴったりなものを探しましょう。
近年、犬の健康手帳はスケジュール管理や愛犬との思い出作りに役立つとして注目が集まってきています。ワンちゃんの健康管理は飼い主の役目です。
愛犬の様子を記入すること自体が楽しくなることも多いので、上手に活用して楽しく健康管理をしていきましょう。
ドッグフードを選ぶ基準は、飼い主さんにとってさまざまだと思います。価格・知名度などを重要視して選ぶ方も多いでしょう。
では、愛犬の健康を第一に考えた場合、ドッグフードはどのように選べば良いのでしょうか?考えておきたいポイントを紹介します。
まず、犬に必要な栄養素を把握しておきましょう。必要な栄養素は以下の通りです。
・炭水化物
人間にとって炭水化物は、もっとも必要量の多い栄養素です。摂取カロリーの50%~65%を炭水化物で摂取するのが理想とされています。
犬にとってはそこまで大量に必要な栄養素ではありませんが、ある程度は摂取しなければなりません。
炭水化物を摂取すると、たんぱく質から効率的にアミノ酸をとり込むことができるようになります。
・脂質
脂質はカロリーが高いため、成長期の犬には特に重要な栄養素です。また、脂質が多いフードはコクやうまみが強く、食い付きが良くなりやすいという特長もあります。
脂質が不足すると、毛の光沢が失われたり、皮膚炎になることがあります。また、繁殖機能も抑えられてしまいますし、妊娠中の脂質不足は子供に悪影響が出やすくなるようです。
ただ、逆に脂質を摂りすぎると肥満や急性膵臓炎の原因になってしまうので、バランスが大切です。
・たんぱく質
本来肉食である犬にとって、もっとも大切な栄養素がたんぱく質です。筋肉はもちろん、毛や皮膚、爪、、骨など、カラダ全体をつくる源になります。
食べて補う必要がある「必須アミノ酸」は、犬の場合10種類あります。この必須アミノ酸は、たんぱく質を摂取することで補うことができます。
脂肪と同じで、たんぱく質が不足した場合は毛のツヤがなくなったり、筋肉が衰えてしまったりします。
・ビタミン・ミネラル
ビタミン・ミネラルは体の調子を整えたり、機能を維持したりする役割を持っています。ドッグフードには既に適切な量が含まれているので、あえてビタミンを多く与える必要はないでしょう。
逆に多く与えすぎてしまうと、過剰症の恐れがあります。副作用や中毒症状が起きるケースもあるので、適切な量を守るようにしてください。
人間の食事を犬に与えることは大きなリスクを伴います。栄養の過不足をはじめとして、健康に害を与える食品が含まれているかもしれません。
・犬に与えてるのがNGな食べ物
犬に与えると危険な食べ物としては、ネギやにんにくなどの香味野菜、カカオ製品、ぶどう、アボカド、生タマゴの白身などがあります。これらは大変危険で、命に関わる場合もあります。
また、イカ、たこ、加工食品や乳製品なども、たくさん食べると嘔吐や下痢の原因になります。できれば与えない方がいいでしょう。
・ワンちゃんに合わせた栄養バランスを
特に手作りのフードを与えている場合には、NG食品だけでなくワンちゃんのカラダに合わせた栄養バランスを考えてあげる必要があります。
人間とは必要な栄養素が似ていますが、適切なバランスは違います。もし手作りフードを与えているのであれば、ワンちゃんに過不足なく栄養を届けるために、栄養バランスを考えた専用のフードを作ってあげてください。
どんなフードを使用するにしても、成長に合わせて十分に栄養を摂れるようにすることが大切です。
ライフステージごとに、必要なカロリーや栄養バランスは変わってきます。
例えば、子犬は成長するために、成犬の2倍程度たんぱく質が必要になります。また少ない量でも十分なカロリーを得るために、脂質も豊富に含まれているのが理想です。
逆に老犬は、消費カロリーが少なくなるので、脂質を摂りすぎると肥満になりやすくなってしまいます。しかしカラダの維持にたんぱく質は必要なので、低脂肪高タンパクの食事が理想とされています。
このように、カラダの大きさやライフステージで、最適な食事が大きく変わるので、愛犬に最適な食事をしっかり考えてあげてくださいね。
大切なワンちゃんの健康のためには、食事選びが大切です。人間の食べものでも犬は食べられないこともあるので注意しましょう。
必要な栄養素や栄養バランスも人間とは違うので、正しく選んであげましょう。
犬にダイエットをさせるとき、毎日与えていたおやつを減らそうとしてもいつものように催促してくるでしょう。
人間であればある程度我慢ができますが、犬はそうではありません。では、犬にダイエットをさせるには、おやつはどのように与えればいいでしょうか。
犬にとっておやつの時間は、飼い主とコミュニケーションが取れる貴重な時間でもあります。また、おやつの量を急激に減らすと犬にとってはストレスになる場合もあるのです。
そのため、おやつを全く与えないよりは、与えるタイミングや量を調整するのがオススメです。
食事とは別でおやつを与える場合、できるだけ食事に影響が出ないように食事に近い時間を避けるようにしましょう。また、おやつを1回にまとめて与えるよりも、同じ量を数回に分けて与えれば、ごほうびの回数が増えてワンちゃんは喜びます。
犬が本来1日に摂るべきカロリー量をもとに、食事のカロリーとおやつのカロリーの配分を考えるようにします。
おやつのカロリー量は、1日の総カロリー量の1割未満にするといいでしょう。このとき、食事のカロリー量はおやつのカロリー量を差し引いて計算してください。
近年では、犬のおやつにも糖分や脂肪分などが多いものが増えています。こうした栄養価の高いものは嗜好性も高く、犬が好む味や食感になっているのです。
しかし、糖分や脂肪分が多いものを与え続けていると、肥満の原因となってしまいます。では、ダイエット中の犬のおやつはどう選べばいいでしょうか。
犬は一般的に甘みを最も強く感じるといわれているため、おやつにも犬用のスイーツなど甘みのあるものが多く販売されています。
しかし、こうしたものばかりを与えてしまうとどんどん太らせてしまうため、注意が必要です。また脂肪の多いものも同様に避けるようにしましょう。
人間が食べているものは塩分や脂肪が多く、それをそのまま犬に与えてしまうと太る原因になります。
また、場合によっては犬が消化しきれない成分を含んでいることがあり、アレルギーを引き起こす場合もあるのです。そのため、必ず犬用のものを与えるようにしましょう。
普段与えているおやつを低カロリーのものに変えてみましょう。市販されている低カロリーおやつでもいいですが、鶏のささみやゆでた野菜などでもOKです。
タンパク質は犬の筋肉や骨、皮膚や内臓など体のすべてを作るのに役立つ栄養素です。高タンパクのものを与えれば、ダイエット中の犬でも健康な体を維持することにつながります。
犬にダイエットが必要になるのは、もちろん犬のせいではありません。その原因はやはり飼い主にあるものです。
例えば、少し肉付きがいいくらいの方が可愛いという勝手な意識や、おねだりされてつい与えてしまったといった甘さが、ワンちゃんを不健康にしてしまう原因になります。
また、飼い主がせっかくダイエット対策を立てていても、他の家族に周知されておらず勝手におやつを与えてしまうケースもあります。
さらに、室内飼いをすることによって運動する時間が少なくなり、適切にカロリー消費ができないという問題もあるでしょう。
犬が適切にダイエットするためには、これらの問題について飼い主がきちんとコントロールしてあげることが大切です。食事やおやつの量もそうですし、適度な運動を毎日させてあげるのも飼い主の役目です。
大切な犬が長生きできるためにも、飼い主がきちんと健康管理に気を遣うようにしましょう。
愛犬の可愛さに、ついついおやつをあげすぎることもあるかもしれません。しかし、ワンちゃんにダイエットをさせるなら飼い主が意識を変え、食べる量やタイミングをきちんとコントロールすることが求められます。
ただし、急に食べる量を減らすと犬にストレスを与えてしまいますから、少しずつおやつの量を減らしていくようにしましょう。
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