疾患や症状

年齢や症状も様々!犬がかかりやすい主な病気とは?

昔に比べて犬も長生きするようになりましたが、同時に病気にかかる可能性も上がっています。

犬がなりやすい病気は年齢や犬種によっても変わってきますが、こちらでは代表的な病気についてご紹介しましょう。併せて病気の症状についても解説していきます。

命の危険も!犬がかかりやすい「三大疾病」

犬も人間がかかるような病気になります。特に犬種を問わずかかりやすいと言われているのが、「がん」「心臓病」「腎臓病」の三大疾病です。

いずれも危険度が高く、場合によっては命に関わることも。それぞれ詳しく見ていきましょう。

がん

細胞の異常増殖によってできる悪性腫瘍です。脳、肺や腎臓などの内臓、リンパなど様々な部位に発生します。

老化や遺伝、生活習慣やストレスなど原因は多種多様。手で触ってわかるほどのしこりや、食欲不振、体重減少、ぐったりするなどの症状が見られたら要注意です。

全ての犬種に可能性がありますが、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバー、パグなどは特にかかりやすいと言われています。

心臓病

「僧帽弁閉鎖不全症」「心室中隔欠損症」「心筋症」など、心臓疾患の総称です。特に僧帽弁閉鎖不全症は有名で、チワワやポメラニアン、トイプードルなど小型犬がかかりやすいとされています。

主な原因は老化なので、6~7歳を超えたら心臓病に注意しましょう。その他、高カロリーの食事なども原因となります。

咳、呼吸が荒くなる、食欲低下などの症状が多く見られるため、日頃から犬の様子に注意しましょう。

腎臓病

腎臓は体内の老廃物をろ過し、尿を作りだす器官です。この腎臓が老化や先天的な異常、ウイルスの影響など、何らかの原因でうまく機能しなくなる病気の総称が腎臓病。

腎不全や腎炎、腎臓結石など様々な種類がありますが、腎臓は一度機能が低下するとなかなか回復しません。

症状が乏しくなかなか見つかりにくいとされている病気ですが、尿の異常、口臭、食欲低下などいつもと違う様子が見られたら獣医師に相談しましょう。

犬の年齢によってかかりやすい病気も異なる

犬の病気と一口に言っても、子犬と老犬ではかかりやすい病気が異なります。年齢によって注意するポイントを変えましょう。

生まれたて

実は生まれたばかりの子犬はまだ母犬からもらった免疫が残っているので、感染症にはある程度の抵抗力があります。

しかし生後1~2ヶ月頃を過ぎるとその免疫が切れてしまうので、1歳くらいまでは感染症に注意しなくてはなりません。

犬ジステンパーやパルボウイルス、フィラリアなどあらゆる感染症のワクチンを接種しましょう。

1歳~5歳

若くて体力も免疫もある年齢の犬は、どちらかと言うと病気や感染症よりもケガや事故に注意が必要です。

好奇心が強く行動力もあるため、散歩中に急に飛び出したり、電気のコードを噛んで感電したり、他の犬とケンカをしたり、異物を飲み込んだりするかもしれません。

日頃からしてはいけないことをしっかりと教えておきましょう。

老犬

年をとってくると、がんや心臓病の他、認知症や変形性関節症、歯周病などの病気にかかりやすくなります。

老化による病気はある程度仕方のない面もありますが、普段から栄養バランスの良い食事や適度な運動を心がけてあげましょう。

そして定期的な健康診断で、病気の早期発見・早期治療を目指してください。

触診や様子見で病気の早期発見を目指そう

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犬はとても<<我慢強く、病気を隠そうとする>>動物です。だからこそ飼い主は愛犬の様子に注意し、進行する前に病気を見つけてあげなくてはなりません。

日頃からしっかりと体調管理を行い、いつもと違うところがないかチェックしていきましょう。チェックする項目は以下の通りです。

  • しこりがないか
  • 嘔吐や下痢・便秘をしていないか
  • 咳は出ていないか
  • 皮膚は赤くなっていないか
  • 出血はないか
  • 耳だれはないか
  • 目や鼻の周りに異常はないか
  • 震えていないか
  • 水を飲む量はいつもに比べて多くないか
  • 触られることを嫌がらないか

上記のチェック項目を中心に、いつもと違う行動を取る時には注意深く様子を見ましょう。

特に触られることを嫌がる時は要注意。病気になったり痛みがあったりすると、急に接触や散歩を嫌がるようになることがあります。

少しでも様子が違ったら、受診も検討してみましょう。病気は早期発見が何よりも大切です。

まとめ

犬は自分で「具合が悪い」と言うことはできません。ワンちゃんの病気にいち早く気づいてあげられるのは飼い主です。

防ぐことが難しい病気もありますが、早期発見することで進行を食い止められる可能性も高くなります。

日頃から生活習慣に気を付けたり検診を受けたりして、愛犬の健康を守っていきましょう。

ストレス?それとも病気?犬が震える原因とは

いつも元気なワンちゃんが、突然ブルブルと震え出したら心配になってしまいますね。犬の震えと一口に言っても、その原因は多種多様。

頻繁に震える場合や、震えではなく痙攣など、様々なケースがあります。今回は犬が震える原因と、考えられる病気についてご紹介しましょう。

その震えは「カーミングシグナル」かも?

犬が震えている時にまず考えられるのは、「カーミングシグナル」です。カーミングシグナルとは、犬が自分の感情を相手に伝えたり争いを避けたりするために使うボディランゲージのこと。

「カーミング」は「落ち着かせる」、「シグナル」は「信号」という意味なので、文字通り自分自身もしくは相手を落ち着かせるための行動となります。

「目を細める「お腹を見せる」などカーミングシグナルは27種あるとされており、「震える」もそのうちのひとつです。

では、ブルブルと震えるカーミングシグナルにはどのような意味があるのでしょうか。

自己防衛

犬はストレスを感じた時にブルブルと体を震わすことで、緊張状態をほぐそうとします。嫌なことをされた時や怒られた時、また病院で不安な時などに自分を落ち着かせるために震えます。

ストレスの要因を取り除いてあげるか、病院などが終わったら思いっきり褒めてあげると良いでしょう。

飼い主に構って欲しい

たとえば我慢して留守番をしていたワンちゃんは、飼い主が帰ってきた時に感情を抑えきれずにブルブル震えることがあります。

また、以前に震えた時に飼い主が「どうしたの?」と心配してくれたことを覚えているワンちゃんは、構ってほしくてわざと震えてみせることもあります。

寒さ?恐怖?震えの原因は多種多様

カーミングシグナル以外にも、犬が震える原因はたくさん考えられます。代表的なものを見ていきましょう。

・寒さによる震え
人間と同様に、犬も寒い時は筋肉を震わせることで発熱を促します。特にチワワなどの小型犬は体温の低下が早く、寒がりだとされています。

恐怖感による震え

自分より大きな犬に会った時、花火や雷など大きな音がした時、家族が激しく口論をしている時など、恐怖を感じた時にも震えます。

飼い主が酔っているなど、いつもと様子が違うだけでも怖がることも。

警戒心による震え

知らない人間が家に来た時や、新しい散歩コースを通った時、聞き慣れない音がした時などには警戒心が高まります。

人間には聞こえないような遠くの音を感じ取っていることもあります。

老犬の震え

年齢と共に筋力が低下すると、体を支えきれなくなって震えてしまいます。また太りすぎが原因のこともあります。

ヘルニアやてんかんといった病気の可能性も

犬の震えが、病気からきていることもあります。特に言葉を発せないワンちゃんは、「痛み」を震えで表すことも多いです。

以下、考えられる代表的な病気をご紹介しましょう。それぞれ他の症状や思い当たることがないかチェックしてみてください。

ヘルニアなどの痛み

ケガや腰痛などの痛みで震えていることも。特に「椎間板ヘルニア」は背骨と背骨の間にある椎間板が突出し、神経を圧迫して激しい痛みを起こす病気です。

じっとしていて呼んでも来ない、散歩に行きたがらない、抱き上げると悲鳴を上げるなどの症状がないか確認しましょう。

ダックスフンドなど足が短く胴が長い犬種に多く起こります。

腫瘍による痛み

犬も悪性腫瘍(ガン)の罹患率は高く、進行すると痛みを感じると言われています。しこりがある、食欲がない、呼吸が荒いなどの症状に気を付けましょう。

また脳腫瘍の場合は、痛みを我慢して震えているのではなく痙攣として震えることがあります。

てんかんによる発作の震え

てんかんは、定期的に発作(痙攣)を繰り返す脳の病気です。倒れてガタガタと痙攣しても30秒ほど経つとケロッとしているのであればてんかんかもしれません。

ここまで大きな痙攣でなくとも、一見ただの震えのように思える軽い痙攣を起こすこともあります。

この他、尿毒症や玉ねぎなどの中毒症状、低血糖、感染症など様々な病気が考えられます。おかしいと思ったら、すぐに獣医さんに診てもらいましょう。

まとめ

愛犬の震えにはビックリしてしまうかもしれませんが、そんな時こそ冷静に原因を探りましょう。

飼い主の行動で愛犬のストレスを減らし、震えを止めてあげられるかもしれません。

ただリラックスできる状況で何日も震えが止まらないような場合は、すぐに受診するようにしてくださいね。

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